恵方巻

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明後日は節分。節分の習慣と言えば、豆まきと恵方巻きが有名ですね。

恵方巻きを食べるようになった確かな起源はありませんが、江戸時代から明治時代にかけて始まったとする説が有力と言われています。当時、商売繁盛や無病息災を祈願する風習として始まったのが最初のようです。芸子や商人たちが恵方巻きにかぶりつき、一気に恵方巻きを食べることで、その年の幸運を願っていたとのこと。しかしそのときは、「恵方巻き」という名前ではなく、「太巻き寿司」や「丸かぶり寿司」などと呼ばれていたそうです。最初に節分に恵方巻きを食べていたのは、大阪の花街など。‌花街での遊びの一環として、また、花街の女性が好きな男性への思いを込めて食べていたとも言われています。

さらに、関西地方には、その年の縁起のいい方角「恵方」にある社寺に参拝する「恵方詣り」の風習があります。関西で恵方巻きが始まったことには、昔から節分と恵方の結びつきがあったことも関係していると考えられています。日本では昔から、長いものは縁起がいいと考えられています。大晦日に年越しそばを食べるのも、そばの麺が細くて長いことから、「何歳になっても元気で過ごせるように」と長寿や延命を願う意味があります。そのため、恵方巻きのような巻き寿司も縁起がいいものと考えられているようです。また、恵方巻きには、七福神にあやかって海の幸や山の幸など、豪華な7種類の具材を入れることで幸運を呼び込もうという狙いがあるのでしょう。

‌恵方巻きは、切らずに1本をまるごと頬張るのが習わし。しかも食べている途中は、人と話したりせず、黙って1本を食べきらなければなりません。これは、一気に食べることで幸運を逃さないようにするため。恵方巻きを包丁で切ると、「縁が切れる」と考えられています。そのため、せっかくの運をしっかり手に入れられるよう、1本を一気に食べきることが大切なのです。

2023年の方角は南南東。今では恵方巻もお寿司からスイーツなど沢山の種類がありますよね。皆様もお気に入りの逸品を探して見て下さい。