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株式会社十興業です。
梅雨明けが続々と発表され本格的な夏の到来ですね。
子供達は長い夏休みに入り、レジャーの計画を立ててるご家庭も多いのではないでしょうか。
テレビでも花火大会や夏祭りの特集がされており、今年は沢山の場所から賑やかな声が聞こえてきそうです。
夏を代表する日本の和装といえば浴衣!
「カラフルな柄」や「シンプルな柄」など様々なデザインの浴衣があり、夏祭りや花火大会など、イベントにも欠かせないですよね。
そんな浴衣の歴史を本日はテーマにしようと思います。
原型は、平安時代の湯帷子(ゆかたびら)にさかのぼると言われています。
湯帷子とは、入浴時にまとった薄い麻の単衣のことで、主に公卿(貴族階級)に使われていました。
時代が下るにつれ、湯上りの身拭いや寝間着として用いられるようになり、その頃から、麻から木綿に変わっていきます。
庶民に広がったのは風呂屋が普及した江戸時代です。
最初はバスローブのような下着として用いていたものが、風呂上りにそのまま外へ着て歩くようになり、外出できる普段着へと用途を変えていきました。
盆踊りや花見などに揃いの浴衣を着ることが流行し始めたのも、江戸時代です。
歌舞伎の人気役者が着た洒落た柄や、大胆な構図の柄が流行りました。
現代では、「浴衣」と呼ばれる着物は大きく分けて二種類、思い浮かぶと思います。
旅館などによくある寝間着や部屋着としての浴衣と、花火大会や夏祭りなどで着る外出着としての浴衣です。
寝間着や部屋着としては、一年中使われていますが、外出着としての浴衣は「夏の着物」という括りになりますね。
ですから、夏着物のシーズンである7月8月が浴衣の季節です。花火大会や夏祭り、浴衣イベントであれば、6月や9月にも活躍します。
昔は、浴衣と言えば紺地か白地でした。
白地の浴衣は、夏の暑い真昼に涼しげですし、また、紺地の浴衣は、染料の藍を虫が嫌うので、虫の多くなる夕方から夜に着るとよいと言われました。
現代では、普段着や日常着ではなく、夏の外出着・お洒落着として浴衣を用いるようになったことで、多色の華やかな色柄の浴衣がたくさん作られるようになりました。また、木綿だけでなく、ポリエステルや綿麻、綿絹の反物も浴衣として売られています。
この週末も花火大会や夏祭りが各地で開催される予定です。
日中は猛暑になるという予報も・・・。
熱中症にはくれぐれも気をつけて、お楽しみ下さい!!